ネパールの揚げパンと切り干し大根カレーって知っていますか
以前紹介したベルギーの白ビールに引き続き、今回はネパール料理を紹介します。
日本全国、郊外も含め色々なところにインド料理屋がありますが、実はスタッフ全員がネパール人のところも珍しくありません。外国人である日本人から見ると、インド料理とインド周辺の料理の違いはあまりわからないものです。しかし、もともと隣の田舎小国としてネパールを見下しているインド人としては、どうやら面白くないようです。そのようなインド料理屋やネパール料理としてやっている店でも今回紹介しているメニューがあるとは限りません。
サクサクの揚げパン
揚げパン自体、食べたことなかった私が揚げパンに出会ったのはネパール料理でした。パンと言っても、中が空洞になっていて、インド料理のナンに似ていますが、味が違います。揚げパン独特のサクサク部分がおいしいです。各レストランによって呼び名が異なりますが、今回紹介する福岡のエベレストキッチンでは、ネパール風の窯焼きパンをゲンと呼び、この揚げパンはツェルパゲンと呼ばれます。
ちなみに、ヒンドゥー教では牛を食べないので、インド料理屋にはビーフカレーはありませんが、ネパールの仏教徒は牛も食すので、エベレストキッチンにはビーフカレーもあります。南アジアカレーのビーフカレーは50軒以上のインド料理屋に行ったことのある私も食べたことがありません。
切り干し大根とカレーは合うのか
切り干し大根カレーと聞いて、ほとんどの人がその組み合わせが合うとは想像していません。しかし、意外にもすごくおいしいです。柔らかい切り干し大根の歯ごたえが絶妙です。これは他の料理ではなかなか巡り会わない食感です。
今回紹介したネパール料理のレストラン
今回紹介したネパール料理は福岡市中央区赤坂にあるエベレストキッチンでお召し上がりになれます。写真も全てエベレストキッチンのものです。
大きな地図で見る
月火土はビュッフェ形式になっています。ビュッフェランチは880円です。
また、大阪蛍池(伊丹空港の隣駅)のカトマンズというレストランにも揚げパンがあります。
ネパールビールは甘いものが多いかも
ついでに、ネパールのビールも紹介しましょう。ネパールアイス、エベレスト、ムスタンは苦味が少なく、甘く感じられるので、日本のビールとの違いを感じられるでしょう。ゴルカは甘いビールとは異なり、少し度数が高いです。また、ネパールには自国産のラム酒もあり、多くのネパール料理屋にもあります。
- ネパールアイス
- エベレスト
- ムスタン
- ゴルカ
上の写真に写っているのが、ネパールアイスです。ネパールのビールは有名ではありませんが、甘味が特徴なので、お召しになるならお近くのネパール料理屋やネパール人がやっているインド料理屋などを覗いてみてください。