世界中の有名建造物（に似せたもの）が見られるシンセンの「世界の窓」

中国国内線の機内誌で面白い記事を見つけたので紹介する。以下は記事の紹介：

旅行ローンは欧米や日本では一般的となっているが、中国ではなんとも新鮮なものである。銀行でローンを組み部屋（不動産）を買ったり、カード払いが一般的になりつつある中、旅行もローンを組むことが普通になる日がくるかもしれない。

個人旅行ローンの取り組みが中国の一部地域で試験的に行われた。ローンを組むのに必要なのは不動産証明か所得証明だけ。それで30万人民元（約515万円、レート17.18）、担保なし、最長3年での返済。例えば、1万元（約17万円）のパックツアーなら月々300元（約5000円）前後の支払いとなる。ターゲットとなるのは国外旅行をする若者、大学生、サラリーマンだ。就職後間もないサラリーマンは休暇は取りたいがすぐに費用を払えないので利子を払ってでもこのローンは自分に合っていると言う。

ある旅行会社職員はローンに対して積極的ではない。「旅行業は人情や感情という要素に大きく影響されため、客全員を満足させることは困難だ。例えば、客が旅の途中で「食べ物はまずいし私の理想の旅とは違いすぎる」と言われて支払いを拒まれたら大変面倒なことになります。」とのこと。他にも旅行業は業務が多すぎて、ローン審査や返済状況の把握などに労働力や集中力を費やせないとのこと。

また、別の旅行会社責任者は銀行と旅行ローンについて打ち合わせをしたが、暗礁に乗り上げた。銀行はローンを組ませる際手数料を取るが、旅行業の費用は透明なため、価格を上げると客は寄り付かず、価格を上げないと利益が残らない。

と、このように困難は付きまとうが、やはり中国に個人旅行ローンは浸透することだろう。

翻訳の感想

ネタとしては面白いが、記事としてはなんとも生ぬるい記事だった。

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