日本はロボット産業でも世界に負けてしまうのか?
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Artificial arm / Max Braun

今回ご紹介するのは

日本が負けつつあるのはロボットだけではない。競争する土俵が変わってしまった。

という記事

ロボットと言えば、日本のお家芸。今でも産業用のロボットは非常に日本企業が強いです。
その一方、二足歩行のようなヒューマノイドのロボットはおもちゃとしては面白いけど、なかなか産業として離陸することが難しい。
産業が広がらないために、シャフトもなかなか日本では資金を集められなかったと言われています。
結局、グーグルに買収された(してもらった)。

(中略)

将来事業化する時も、ロボット事業は赤字でも、他のサービスに活かしてそちらで利益を得られれば良いと考えているのではないでしょうか。
つまり、ロボットというハードウエアだけで事業を考えているメーカーとはそもそも、投資を考える事業の土俵が違うのです。
似たような例として、Kindleを安価で販売するアマゾンやAndroidを無料で提供するグーグルのケースも、サービスで儲ける手段として、ハードやソフトを手掛けている
これでは、携帯端末のハードウエアやOSというソフトだけで収益を上げようとしている企業はたまったものではありません。
絶対に勝てません。

ネットの反応

  • 繰り返し書くが、日本、というかFANUCは今でも一人勝ちだよ。食えない家庭用ロボットより、地味に産業用ロボットに特化したから。Googleの話は失敗する可能性が高い、というか、潤沢な資金がなければできない余興でさ。
  • デンソーとか、ファナックは特化しまくったのでいきのこってるけど、まだなんに使うかよくわからん類のロボットを、日本が囲う余裕がもうないという話ならわかる。
  • Googleはいわゆる先義後利主義。まさにそこが日本企業が真似できないことだと思う。
  • Googleって会社はね、面白いと思って検索エンジン作ったり、世界中を航空写真でとったり、町中を写真とったりする会社なだけで、マネタイズは、ほぼ後付けの会社ですよ。そういう意味で土俵は確かに違う。
  • 日本は特化と調和は得意だけど自分に優位に状況を構築する様な、戦略は苦手だよね。淘汰圧が低いというか…。gooleに関しては、アナログな世界をデジタルで征服するのが目的だから。家庭にヒューマノイドが入る時の為
  • 産業用ならもともとアメリカの方が強いでしょ。
  • 自動運転車の開発が進むが、日本がハードを開発しても、ソフトはEUに、サービスはアメリカに牛耳られるんじゃ、ってMFiは危惧してた。大丈夫。世界を自動運転車が走っても日本では「自動運転は人類には早すぎる」
  • googleあたりは,言わば平和裏に「世界征服」を試みてるんだと思う.どういうニーズを将来的に拾っていけるかという,血の流れない戦争.今の日本では方向性でも力でもおそらく勝てない.
  • 「はっきり言ってしまうと、ストレージを本業とするITベンダよりも、巨大なネットサービス企業は圧倒的に資金があるのです」結局、戦略というより金の問題では。

まとめ

複数の分野に展開していくのは日本人の特性として向いてないのかも?
産業用ロボットが強いなら、その部分を特化して強化すれば良いのでは?