マカオの建築物[画像有り]
マカオ建築、百花繚乱
マカオと言えば、ラスベガスを凌ぐ世界一のカジノ街ですが、他にもいくつか面白いものがあります。今回は色とりどりの建物を紹介します。
マカオはアジアで一番洋風の建物が多い街です。マカオは昔ポルトガルの領土でした。植民地になると、宗主国による建造物が建てられ、主権返還後もそのまま残っていたり、使われたりしています。ベトナム・ホーチミン市ではフランス植民地の建物が、台北にある総統府は日本時代の総督府が今でも使われています。マカオの建物はどれも色とりどりで新しく見えるので、どれがポルトガル時代からのものかは判断が付きません。
ポルトガル植民地時代と関連がありそうな建築物
上の写真の建物はセナド広場にあるbossiniという服屋です。この建物自体は新しいですが、立て直す前のポルトガル時代にも似たような建物で、それを立て直しただけなのかもしれません。
また、マカオでよく見られる白壁はスペインやギリシャなど南欧で見られるものと類似しています。
カジノ以外の娯楽施設
これから先の写真の建物は植民地時代の名残ではなく、最近出来た娯楽施設等です
マカオの建物は植民地時代以外のものもある
マカオはカジノ等の娯楽施設の街なので、ポルトガル統治時代のヨーロッパ建築以外にも世界各地の建造物の模倣物がたくさんあるのです。また、市街地や観光地、ホテル、カジノは個性的な色彩やデザインで、周りの歴史建造物と調和するようになっていることも、街全体が美しく見える理由です。
建築物ではありませんが、マカオの警察官はえんじ色のベレー帽をかぶり、長いブーツを履いていておしゃれなのもとてもヨーロッパ的で印象的でした。
マカオにはカジノ以外にも視野を広げてみると、たくさん面白いものがあります。カジノに疲れたら、街を見てみるのもいいものです。