死刑廃止や！と荒ぶり固定電話をも引き抜く人

死刑反対論の矛盾をつく

ネットでコピペされ広まっている為、出典は不明。独自の補足説明を加えた。

■冤罪の可能性がある 

すべての刑罰に冤罪はあるので死刑に限って反対する理由にならない。

さらに現行犯も死刑にできなくなる矛盾。

冤罪ではない現行犯にも死刑が適用できなくなるというのは上げ足取り。そこは現行犯逮捕のみには死刑を適応できるように臨機応変にすればいい。

■命は取り戻せない
取り戻せないことを論点にするなら時間も取り戻せない。
ならば懲役も反対しなければダブルスタンダートである。
■死刑廃止は世界の潮流である
嘘。死刑廃止は90国、死刑存置は97国。
さらに、潮流とやらで内政を決定しなければならない理由は主権国家である以上まったく無く、仮にそうならば真っ先にあなたは9条の廃止と軍隊を持つように主張しなければダブルスタンダートである。

世界の潮流というのは白人様がやっているという意味。ヨーロッパ人自身も自分が正しいと考えている人がいて、その他の地域では欧米を追うことが先進国になる方法だと考える人がいる。

感情的な死刑廃止論者が死刑廃止と軍隊は関係ないと向きになって反論している姿が目に浮かびます。要するにダブルスタンダードというのは都合良く主張を変える二枚舌ということを批判していて、それを表す為に軍隊の例を挙げているわけです。

ネットというのは人を煽るのが主流ですから、最も相手をいらだたせる言い方をするものなのです。

■抑止力が無い
嘘。非常に大きな抑止力があると証明されている。（一件執行されるたびに殺人が5件減少する）

抑止力の論拠はどのデータを参照して、どういう計算をしたのか検証しないで鵜呑みにしてはいけません。

■国が殺人を容認するのはおかしい
刑罰は殺人では無い。正当な司法である。ならば懲役は監禁、罰金は恐喝になる。

これもダブルスタンダードですね。

■犯罪者にも人権がある
自然権以外の人権は国が保障したものであり国の法に反した者の人権を制限することは何も矛盾が無い。

■終身刑でいいだろ
日本の刑務所は”満員”を超えて１１６％の収容率になっている。場所が足りない。税金も無駄。
さらに、死刑になるような凶悪犯罪に対する罰がその程度では国民が納得しない。
国勢調査で8割の国民が死刑を望んでいると出ている。

死刑なくても終身刑で十分だろとする意見の根拠がありません。勝手に想像するに、終身刑という自由に行動する権利を剥奪してしまうことで十分に大きな刑罰となり、抑止力になるというのが根拠でしょう。

■自分がいつか殺人を犯すかもしれないだろ！
犯しません。普通は加害者になることよりも被害者になることを心配します。

自分がいつか殺人を犯すかもしれないだろ！というのは、おそらく「自分が万が一殺人を犯した時に死刑になりたくない。だから死刑を廃止しておきたい」という論法のようです。

無理やり反論した感じが否めませんね。こういう風に自分の主張の裏付けを無理やりする人がいます。

■刑務官がかわいそう！
職業選択の自由が日本にはあります。

■野蛮！
日本は世界のどの廃止国よりも犯罪率の低い国です。ちなみに廃止国は現場で射殺しています。
日本では正当防衛で撃っただけで問題になります。

死刑廃止しても、裁判さえせずに射殺してるよ、死刑にするよりもっと野蛮だよって、さりげなく死刑廃止国を皮肉っている。

それに加えて、「だけ」と強調することで、警官の拳銃使用ができないことを批判しています。本来死刑は野蛮か否かの文脈で警官の拳銃を持ち出すというのはどうしても補足したかったのでしょう。

反論できない

ところどころ、正論ではあるが上げ足取りな感じがするのはネット特有の文体によるものか。