美容師との世間話ができないコミュ障には1000円10分カットチェーンがおすすめ
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他人とのコミュニケーションに非常に不得手な人、通称コミュ障と呼ばれる人たちにとって、接客として世間話をしてくれる美容室が苦手だという声を聞く。

そこでおすすめなのが1000円10分カットのチェーン店。一般的にこういう店では世間話はほとんどないのだ。

あるテレビ番組で香港に進出した1000円カットチェーンQB HOUSEの特集を見て、1000円カットが気になっていたので、今回行ってみた。

ちなみに、以前1軒だけ行ったことのあるメンズ専門の美容室でも会話が少なかった。データとしては一軒だけなので客観性はなく、あくまで主観。

1000円10分チェーンがコミュ障に合う訳

整った髪型の男性会社員

最低限の会話しかしない

顧客の回転率の維持の為にお客さん一人に充てる時間を短くしようとする。店内は素早く切ろうとする雰囲気がある。そうなると、会話は

  • 「どんな髪型にするか」
  • 「これでOKか(=他に切るところはあるか)」

この2つくらいしかない。

特定の担当美容師さんを作れない

チェーンにもよるだろうが、施術が速い店では美容師さんの指名ができないところがある。顔なじみの美容師さんがいないので、会話が盛り上がるということもない。

唯一の会話:髪型のオーダー

ここが難関のポイントだろう。希望の髪型をどう言葉で説明すればいいのだろう。

画像・写真で伝える

スマホでイメージとなる髪型の画像や雑誌の切り抜きを美容師さんに見せて、「全体的な髪の長さはこのくらいでお願いします」と言えば雰囲気は伝わる。

普通の美容室には髪型のカタログがあり、僕は普段そこから髪型を選んでいる。今回1000円カット店に行った時には雑誌を見かけなかったし、短い時間で切るにはのんびり髪型を選ぶ時間はなさそう。

よくある問答の例

男性の場合、よく聞かれる細かいことは:

  • 後や横を刈り上げるか
  • もみあげは切るのか、残すのか

などでこだわりがあれば説明して、特になければ

「(全体のバランスを見て)おまかせします。」

これでOK。

前回の散髪と同じ感じにしたい場合

前回美容室で切った長さと同じくらいに戻すには、目安として髪は一か月1cm伸びると考えて、どのぐらい切って欲しいのか伝えよう。例えば、一か月前に髪を切って前回のような髪の長さにしたいなら、「1cm切ってください」で伝わる。

コミュ障におすすめの場所・時間帯

人の多い立地で、人の多い時間帯だと更に会話が少ないだろう。例えば、駅の改札内に構えた店舗なら、イメージ的に忙しそうで、会話も少なそう。

一般的に、午前中は空いていて、午後は混んでいる。混んでいる店でのんびり世間話をする店員に対して、待っているお客は不満を持つだろう。

ただし、混んでいない時でもあまり会話をせず黙々と切ってくれそうなイメージがある。

気になる髪型のできばえは?

ネットで口コミや評判を調べてみると、美容師の技術は切る人によってまちまちらしい。評判もバラバラ。とりあえず試しに行ってみて気に入らなければ数週間後に他の美容室で切ればいいだろう。

美容師の技術の他にも1000円でカットのみの場合、シャンプーや整髪剤(ワックス)などのサービスもなく、時間の制限もあるので、その範囲内でのサービスとなる。物足りない場合は、文句は言えず、高い美容室に行くしかない。